2015年9月9日水曜日

夏が去れば思い出す 3.江古田ポレポレポレ(2015/8/22)

最近、
北一輝が父方の地元である新潟県佐渡生まれだと知り、
テロリズムに興味津々不謹慎なわたしとしては、
ちょっと調べてみようかしらん、といった今日このごろでございます。

友人のいっきくんが、
北一輝から名前が取られたというところも、
なかなかに趣があってよろしいかと思います。

それでは本編。


2015.8.22(土)
@ポレポレポレ(江古田)
<出演>
てかて
林哲也
かくら美慧

open15:30
start16:30

入場¥500+2drink¥1000(開演中にドリンクを2杯頼んで下さい)


てかての演奏曲
1.パンとサーカス
2.行かねばならぬとこがあるやらねばならぬことがある
3.ある
4.スカラベ・サクレ
5.菊池組曲
6.さよならルービックキューブ
7.ごあいさつ
8.東京タワー


この日は(曲の)賑やかしである神谷メンバー不在でお届けしました。

いいかげん、同じ曲ばかりやっているので、
少しく飽きが来ないこともないですが(秋だけに)、
ともあれ通常運行といった感じの演奏でございました。

我々はちょっと前からアルバムを作ろうとしていて、
試しに録音した「東京タワー」が思いの外ノイズまみれだったため、
これはアルバムには使えない、となったものの
せっかく録ったのだからムダにするのも勿体無い、
というMOTTAINAI精神に則り、
前回のポレポレポレのライブ音源との抱き合わせでCD-Rを作成しました。

作ってみたら、
収録時間が50分と長大になり、
もはやアルバムこれでいいんじゃね?という気もしましたが、
アルバムは別途作成予定でございます。
いつになるかは見当もつきませんが。

ちなみに、
このCD-Rはキリストの使徒の数に意味もなくなぞらえて、
12枚しか作っていないので、欲しい方(がいるかは不明ですが)は、お早めに。
値段は100円、手売りのみです。
はたしてユダは現れるのか、
という謎の楽しみに身を震わせております。


閑話休題、
他の共演者の方の感想をぽつぽつといたします。


林さんは、
なにはなくとも、まず膨大な機材に目が行ってしまいます。

わたしの経験上、
即興というのは見ているほうよりもやっているほうが断然楽しいので
めちゃくちゃ楽しそうだなぁと思って見てました。

絵画などでもそうですが、
とにかくでかいとか、とにかく多いとか、とにかく細かいとか、
圧倒的な物量は人を惹き付けます。

ライブは物理空間を伴うものなので、
「物」の力をまざまざと見せられた気がしました。

ポレポレポレという狭い空間、
かつ一人で演奏しているという条件も、
この印象を強めていると思います。


かくらさんは、
打ち込みを使った弾語りで、
とにかく声がすてき。好きです。

歪んだギターの曲がほとんどだったので、
しっとりとした弾語りも聴いてみたいです。

おそらくわたしが男なのもあるのでしょうが、
女性の歌声には、エロスがあったほうが好きです。

わかりやすく言いますと、
カヒミ・カリィとか、原田知世とか、
吐息の多い歌声にはエロスが宿ります。

それは、
息が聞こえるというのが、
近くにいる、もっと言えばすぐそこで生きている
といった感覚を励起させるからだと思われます。

などとつらつら書きましたが、
ただのエロおやじの言い訳でございます。

フェティッシュの問題だと思います。

ともあれ、いい声、ということです。


冒頭に戻って言えば、
テロルとエロスを兼ね備える
インリン・オブ・ジョイトイが最強、
といったところでしょうか。
おあとがよろしいようで。

2015年9月7日月曜日

夏が去れば思い出す 2.江古田ポレポレポレ(2015/7/25)

さて、
前回の最後の文言をマジに受け取られるといけないので、
まず、ギャランティはきちんとお渡しします、ということは書いておかないといけません。

こんなことを明記しないといけない(と思い込むような)こんな世の中じゃ、ポイズン。

反町っす、というわけで、
ちゃっちゃと次の話題に移ります。


7/25(土曜)
@ポレポレポレ(江古田) http://polepolepole.jp/
[出演]
・てかて
・わしとマチ

18:00開場
19:00開演

エントランス500円+2drink charge 1000円


てかての演奏曲
1.東京タワー
2.ごあいさつ
3.スカラベ・サクレ
4.ある
5.結果オーライ
6.行かねばならぬとこがあるやらねばならぬことがある
7.さよならルービックキューブ
8.サザエ
9.パンとサーカス


以前、企画に出ていただいた
exアイスクリームマンのお二人とのツーマンでした。

ポレポレポレは
3cmtour、killieのいとうさん(漢字が不明なのでひらがな表記)が
やられているお店で、
いわば我々のヒーロー的存在である方に呼んでいただけたので、恐悦至極でございました。


演奏時間が40分と、
てかて史上最長演奏時間でしたので、
お客さんはもとより、
我々も「もう、いいんじゃなかろうか」
という気持ちで胸がいっぱいだったと思います。

けれども、
メンバーの間では、
いままでで一番良かったのではないか、
といった精通の時にも似た戸惑いを覚えつつ、
この日を終えました。

いとうさんにも気に入っていただけたようで、
とりあえず胸をなでおろしております。


共演したわしとマチを聴いていて
一番感心したのは、そのエネルギー。

核融合炉もかくやといった演奏ぶりに、
ライブの真髄を見せられた思いです。

また、
我々のようにウジウジとみみっちい感じではなく、
(歌詞の内容はともかく)豪放磊落さがとてもうらやましく思われました。


打ち上げで、
最終的に下ネタ街道まっしぐらになっていたのも、
表現というものがエロスとリビドーを基盤にしていることを
改めて確認したのでございます。
※今回の微妙な下ネタもその影響下にあるものです(責任転嫁)

2015年9月3日木曜日

夏が去れば思い出す 1.バハ・カリフォルニア Vol.4(2015/6/28)

歴史とは、思い出である。
と言ったのは、小林秀雄ですが、
ライブの思い出をつらつらと並べてみれば、
なるほどてかての歴史が生成してきそうな予感がします。

もはや夏の後ろ姿しか見えない気もしますが、
ここで夏の思い出、もとい前3回のライブの記録を綴っていきたいと思います。

歴史の記述には、それ相応の倫理的態度というものがあります。
けれど、たかだかてかての歴史に関して、とやかく言う人もおるまいと、
少々針小棒大な感は否めないことを予め言明しておきます。


◎6/28(日)てかて企画
「バハ・カリフォルニア Vol.4」@小岩ブッシュバッシュ

■出演
てかて
酒井己詳
野田薫

■時間
OPEN/11:30
START/12:00

■チケット
前売/1000円
当日/1500円
※+ドリンク代500円


てかての演奏曲
1.パンとサーカス
2.行かねばならぬとこがあるやらねばならぬことがある
3.菊池組曲(for ever 仮称)
4.スカラベ・サクレ(新曲)
5.ごあいさつ
6.サザエ
7.東京タワー


時の流れというのは甚だ残酷でして、
まだ2ヶ月ほどしか過ぎていないにもかかわらず、
いつものように、もはや記憶にございません。
寄る年波には勝てないということでしょうか。

とはいえ、
ここに記述する以上、
くっさい雑巾のごとく頭を振り絞っていきたいと思います。


我々はともかく共演者のお二方は、
どちらも素晴らしい演奏をされていて、我々としては大満足。

なぜお客さんが少ないのかと、
首を傾げるしかない企画でございました。

ひとつ、
酒井さんに謝らなければならないのは(当日も謝りましたが)、
一度お会いしたことがあるのを完全に忘却していたことです。


わたしは今、
酒井さんが忘れて行ってしまったギャランティを握りしめ、
南の一つ星を見上げて誓うのでございます。
パクっちゃおっかな、と。
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